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【PostgreSQL】第5回 レプリケーション構成について

~これは、雑魚技術者の勉強記録~

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 前回までで、ミドルウェア単体としての基本構成を取り扱いました。ただ、現実的なビジネスを意識した構成としては不十分です。可用性などへの考慮が該当します。冗長化でしたら、ミドルウェアPostgreSQLに対してのみ求められる要件ではなく、WEBやAPに対しても同様の価値観が適用される世界と思います。

 PostgreSQL本体のみでビジネスを意識した構成は現状としてホットスタンバイ(レプリケーション)構成しかありません。マルチマスタは現状最新PostgreSQL10からみて、別のOSSミドルウェアを組み合わせての実現となります。また、ノード複数でディスク共用(商用でいう、いわゆるRAC)もできません。

 厳密なデータベース構成論に話が発展しますと深い世界があると思いますので、本稿では軽く触れる程度とさせていただきます。 追って、ビジネス・現実性からみた構成のベストプラクティスの追求もしていきたい思いですが、ここでは、PostgreSQL本体のレプリケーション機能/構成の学習を目的とさせてください。 一旦、PostgreSQL本体のみの世界で構築として考えるべき全容の書き上げ完了を目指したく。

シリーズ

tecsak.hatenablog.com

<第5回の概要>

5-1.PostgreSQLにおけるレプリケーション構成概要
 PostgreSQLの世界からみたレプリケーション構成について定義・説明いたします。

5-2.PostgreSQLにおける高可用性構成とレプリケーション
 レプリケーション構成を可用性の観点より分析してみます。

5-3.PostgreSQLにおける負荷分散とレプリケーション
 レプリケーション構成を負荷分散の観点より分析してみます。

5-4.レプリケーション構成時に考慮すべき点
 可用性・負荷分散に加え考慮すべき点をご紹介します。

5-1.PostgreSQLにおけるレプリケーション構成概要

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5-2.PostgreSQLにおける高可用性構成とレプリケーション

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5-3.PostgreSQLにおける負荷分散とレプリケーション

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5-4.レプリケーション構成時に考慮すべき点

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おわりに

一旦、仕様や理屈に関しては以上となります。次回よりとりあえずの構築と伝播の様子を見ていきたいと思います。